• お買い物かごは空です
【VivoKids応援企画 第一弾】 「ありんくりん旅~東京湾一周編~」後編

【VivoKids応援企画 第一弾】 「ありんくりん旅~東京湾一周編~」後編

【VivoKids応援企画 第一弾】
「ありんくりん旅~東京湾一周編~」後編

先日こちらでご紹介したVivoKids応援企画 第一弾「ありんくりん旅~東京湾一周編~」が、20231225日~30日の56日間で実施されました。

ここでは実際の旅の様子と、その後の子どもたちと企画スタッフの感想をレポートします。

旅の1日目(12月25日)

初日の朝、ありんくりんの森には参加者の中高生7名と、保護者の方々、同行するスタッフの方々、そしてVivoKidsスタッフが集まりました。
集合時間を少々過ぎながらも、みんな元気そう!
全日程を歩く中高生5名(こた、しょうちゃん、こうちゃん、ろいくん、みうちゃん)と、同行スタッフの方々がVivoを履いてきてくれました。

5泊6日とはいえ、歩いて旅をするにはなんだか荷物が大きすぎるような子、今日は暖かいけど防寒着はそれだけで大丈夫?と心配になるような子もいますが、果たして無事に歩き切れるでしょうか?

出発式では参加者全員で円陣を組み、気合はバッチリ!
保護者の方々に見送られながら、元気よくありんくりんの森を後にしました。


(子どもたちが履いているのはプライマスライトⅢ

まずは、千葉行きのフェリーが出ている久里浜港までの約7kmを歩きます。
この区間はVivoKidsスタッフも同行させてもらい、歩きながら参加者の子どもたちにVivoの靴の感想と今の気持ちを聞いてみました。

こた
「走る時はVivoだと痛いけど、歩く時は歩きやすい」「日常生活の中で履き慣らしてきました」
「5日間の旅で自分の体力が持つかどうか、道に迷わずに行けるかどうかがちょっと不安」

しょうちゃん

75ℓサイズのバックパックを背負って来たしょうちゃん。慣れない大きなバックパックを上手く背負えなくて気になるようですが、スタッフや仲間のアドバイスを取り入れながら、自分なりに背負い方と歩き方を工夫しています。

こうちゃん
2日後に17歳になる彼は、今回の参加者の中で最年長です。
普段は革製のブーツを履いて過ごすことが多いからか、Vivoで歩いているときは足取りが軽く、何も履いてないように感じるとのこと。階段を一段飛ばしで降りる時には痛みを感じるそう。
オーバーナイトの50kmウォーキングを経験済みなので、体力的には自信があるそう。途中で迷わないかが心配とのこと。

ろいくん
Vivoを履いてみて、最初はかかとの痛みが気になったそうで、かかとを浮かせて歩いているとのこと。

みうちゃん
家から出る機会が少なかったのであまりVivoを履き慣らせてはいないけれど、履き心地は良いと感じているそう。

歩いている時間、9〜15時の間はスマホやデバイスを使えないのがこの旅のルール。
歩くルートは事前に調べておいたり、土地勘のある参加者が先導して歩いて行きます。
久里浜港までは道に迷うことなく進むことができ、予定していたフェリーの時間にも間に合いました。
ところが、フェリー乗り場の食堂でお昼ご飯を食べることにしたのですが、全員分の食事が提供され食べ終えるには、時間がギリギリ!みんな大急ぎで食べ終え、なんとか無事に出航時間までにフェリーに乗り込むことができました。

 

港では保護者の方々がお手製の横断幕と一緒にお見送り。VivoKidsスタッフもここでみんなを見送りました。
だんだんと遠くなっていくフェリーからは、中高生のみんなと同行スタッフが元気に手を振っていました。

 

1日目は久里浜港からフェリーで東京湾を渡り、千葉県富津市にある金谷港へ。そこから電車に乗って北上し、姉ヶ崎駅から徒歩で、千葉市内にあるスタッフの友人「ベンさん」宅へ行ったそうです。
重い荷物を背負って普段以上の距離を歩いたこともあり、少し足の痛みが出ている参加者も。
食事の準備や片付けはみんなでしました。夜になっても気持ちはまだまだ元気!テンションが高く、すぐには寝付けなかったようです。

 

2日目(12月26日)

この日は、初日と同じく「ベンさん」宅を拠点に千葉市内を散策しました。
千葉市美術館で芸術鑑賞をしたり、千葉海浜公園に行ったそうです。
参加者の中高生たちは、Vivoだけでなく普段履いている靴も持って来ているので、足の調子や気分に合わせて履き替えながら歩いていました。

 

3日目(12月27日)

この日は、千葉市内から電車と徒歩で浅草まで移動。
浅草の街を満喫しつつ、歩くことにも慣れてきて、「1kmを歩く」ことへの抵抗感が小さくなってきた様子。
この日は普段の靴で歩いた参加者が多かったようです。

 

4日目(12月28日)

この日は、浅草のホステルを拠点に東京観光をしました。
目的地を事前に決めずに都度相談しながら、行き先が明確でないなか都会の雑踏を歩く時間もあり、体力的にも精神的にも疲労が出た1日だったようです。
この日は全員Vivoを履いて、秋葉原、上野動物園、東京タワー、と舗装路だらけの街歩きを頑張りました。

 

5日目(12月29日)

この日は浅草を後にし、電車で神奈川県へ戻る日。
みうちゃんが体調不良(発熱)のためリタイアとなりました。
夜は藤沢市内のホステルに滞在し、この日17歳の誕生日を迎えたこうちゃんのお誕生日を祝して、参加者とスタッフだけでなく保護者の方々も集合し、みんなで晩御飯を食べたそうです。

 

6日目(12月30日)

いよいよ最終日!
参加者4名と同行スタッフは藤沢のホステルを出発し、自転車で江の島まで移動。江の島を散策した後は、歩いてありんくりんの森を目指します。

途中の葉山で、体力の限界を迎えた参加者のみんな。話し合いの結果、残っている予算でタクシーを使うことに決めました。
最後は坂道を登って、ありんくりんの森へ無事に到着!

帰りを待ってくれていた保護者やスタッフの方々と、おやつや焚き火を囲みながら旅を振り返り、それぞれの家へと無事に帰って行きました。

 

 旅を終えた参加者たちの感想:

「普段、学校では考えないような所まで頭を使って、しかも毎日17〜20km近く歩く。初めての事で溢れていた。」

「Vivoの靴は、地面の感触がよくわかる。けど、大きい石を踏んだ時はとっても痛い(笑)」

「1kmが大した距離に思えなくなった。3kmくらいであれば、歩いちゃった方がいいと思うようになった。」

「歩くときに荷物が重いのは本当にしんどい。」

「目的地なく歩いた時は本当に疲れた。」

「自分で決めなくちゃいけない事がたくさんあって、大変だった。」

「最後にタクシーを使ったのが悔しい。」

「しんどかった、もうやりたくない(笑)」

「自分が正しいと思った意見で、誰かのやりたかった事ができなくなる。それを言えてしまう自分がひどいと思っていたけれど、大人からはそれを伝えられる事はみんなにとっても大事なんだよ、と言ってもらえてびっくりした。」

「自分の意見をさえぎる人は、自分の事が嫌いだと思っていたけど、そうじゃなくてみんなの事を想っていった意見で、自分の事が嫌いなわけじゃないって初めて知った。」

素直な心と身体で、目一杯頑張ったのが伝わってきます。



旅に同行したスタッフのみなさんからの感想:

今回の企画スタッフの多くは、既に半年以上Vivoを履いていたり、整体やヨガの講師業をしており普段から身体と向き合っています。
舗装路を長時間歩き続ける日々はさすがに疲れたものの、ひどい痛みやケガなく最後まで歩くことができました。
旅の間、夜は順番に子どもたちがお風呂に浸かれるように提案したり、子どもたちに整体やマッサージをしてあげたり、ストレッチやtoe-ga等を伝えて身体のケアをサポートしました。

参加者の中高生たちにとっては、自分の身体やその使い方と向き合う時間になった様子。
普段から内股で歩いている子、腿をじゅうぶんに上げずに足を地面にドンドンと打ちつけながら歩く子、指先が動かない子など、足全体ではなく一部分しか使えていない場合、長時間のウォーキングによる負荷が高かったようです。
普段から歩き方や姿勢が良く、全身運動が上手な子は、大きなダメージを受けることなく歩き続けることができました。

参加者のみんなは、自分の歩き方の癖や姿勢について自覚し、指先の動きや足裏からの感覚に意識を向け、長時間歩いても辛くならない歩き方を研究していました。

また、時間配分の大切さや、十分な睡眠を確保することの大切さ、荷物の軽量化の大切さ等にも気づくことができたようです。

仲間とのコミュニケーションにおいても、大きな学びがありました。
普段、彼らは他者が何を思って生きているのかを感じる時間がとても少なく、不安や想像の中で生きています。お互いの気持ちを相手に伝え対話する機会が少ないのかもしれません。心を許してなんでも語らえるような距離感の友達が少なく、もっと自分の気持ちを話すことや、楽しいつながりやハートフルなコミュニケーションを欲しているようでした。

今回の東京湾一周旅は、子どもたちにとって身体的な挑戦だけはなく、精神的にもチャレンジングで学びの多い時間になったようです。

VivoKidsはシューズの提供という形でこの企画を応援させて頂きました。
子どもたちの身体的な健康だけでなく、自然や本来の自分とつながる精神的・社会的な健康の大切さについても、引き続きお伝えしていきます。
同じ想いを持った団体や個人のみなさまとも、何らかの形でご一緒できると嬉しいです。

今回、Vivoの靴を履いて歩く旅をしようと思った勇気と、参加者一人一人の行動と試行錯誤に感謝と敬意を込めて。

 

VivoKids応援企画 第一弾「ありんくりん旅~東京湾一周編~」前編 はこちら

 

 関連リンク

▶︎ありんくりんの森 https://www.paradisefield.club/

▶︎『ワカモノ起業会議』 @wakamono_kigyou_kaigi_official

▶︎"アソビクリエイター"小林昂平さん @kobayashikouhei0524

▶︎小林昂平さんによる活動「海遊隊」(海と魚を楽しむ探検隊) @tsuru_sabaku_taberu_kaiyutai

▶︎「旅する整体師」内田勇志さん @seitaitrip_uchida

▶︎WE LOVE PRIMUS #004 《内田勇志×旅する整体師》

  




ACTIVITY REPORTも読む

【イベントレポート】 Back to Barefoot Journey Vol.54 @三重"米DAY NO.1"
【イベントレポート】 Back to Barefoot Journey Vol.54 @三重"米DAY NO.1"

4月6日・7日開催のBack To Barefoot Journey Tour vol.54 @三重”米day no.1”@YUKIKOME67MIEへお越しくださった皆さまありがとうございました!一昨年ぶりに訪れた「米day no.1」さん。創業から25年以上にわたり、食を通じ豊かで健康的な身体と暮らしを追求し発信し続けてきた、ゆきこさんと竹まつさんご夫妻が変わらず温かく出迎えてくださいました。 日向だと汗ばむほどの気候でしたが、風が流れると心地よいお庭で販売させていただきました。米dayさ

さらに読む

【イベントレポート】発達障がいや自閉症などの知識を深める体験型イベント
【イベントレポート】発達障がいや自閉症などの知識を深める体験型イベント

4月6日埼玉県所沢市で行われた発達障がいや自閉症などの知識を深める体験型イベントに、私たちVBクルーも参加させて頂きました。
主催の『Light it up Blue 所沢』は「What's Yes and」をテーマに掲げ、
まず受け入れる、そして提案する。
この精神を広げて、生きづらさをなくしたり、安心感のある心地よい世界を目指したいという意識のもと活動をされています。

さらに読む

【ベアフット講習レポート】Vivobarefootとウェイトトレーニングの親和性〜なぜフリーウェイトを行うのか
【ベアフット講習レポート】Vivobarefootとウェイトトレーニングの親和性〜なぜフリーウェイトを行うのか

3月17日に、京都府亀岡市にあるフリーウェイト専門・機能性ジム EXSTAGE(エクステージ)さんにてベアフット講習開催のご縁を頂きました。
そこには、ベアフットの理念にも通じる豊かな心がありました。

さらに読む

サイズ&フィットガイド