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episode10

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「お茶摘みは瞑想のよう」

ー川勝 慶子さん/装身具と茶を作る人ー

山に自生するお茶の木。透けるようにやわらかく瑞々しい新芽を前に「摘みましょう!」と、あどけない笑顔を見せる川勝慶子さん。新芽の芽吹く4、5月は本業の装身具(ジュエリー)制作をお休みしてお茶摘みと製茶を楽しむことをライフワークとしています。

6年ほど前から煎茶道を習い始めた慶子さんは、お茶好きが高じて自ら茶葉を摘み製茶をするようになりました。その姿を見た近所の方が庭や山の茶摘みに声をかけてくれるようになり、大分まで行ったことも。大分のお茶は九州の大地の力強さを感じる味わいだったそうで、その土地による味わいの違いも楽しみの一つです。

『お茶摘みは瞑想のよう』

と、摘み出すと集中して3時間ほど摘み続けたこともあるんだそう!お茶の木と会話しているかのように、茶葉を愛でながら摘む慶子さんは無垢で美しく見惚れてしまいます。
夢中になりすぎてマダニやヒルの被害も何度か受けている慶子さんには、足首周りまでフィットするMAGNAのデザインが安心感を高めてくれているようです。
味わい深いと言われる古樹の大きな木を目指して傾斜を登るのにもFGソールのグリップ力が効いてます👣

茶葉を摘み終え、慶子さんお気に入りの川へ移動し製茶を始めます。
緑茶、煎茶、白茶、釜炒り茶、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶…
同じ茶葉からも製茶の仕方で色々な味や香りに変化します。今回は軽く天日干しをしてから炒る、釜炒り茶を製茶してくれました。手でほぐしながら、優しく揉むように火入れをしていきます。
そして付近の山の土で成形され、この河原で拾われた石を釉薬として纏った茶器で、出来たての釜炒り茶を淹れてくれました。一呼吸置いたお湯で淹れた一煎目の、ふくよかな香りとフルーティーでまろやかなお味は感動的です!
身近な自然からいただき人の手でお茶と茶器となった存在を、共に過ごす人と分かちあえる喜び。この喜びと感動は装身具制作と共通するものがあり、お茶との関わりは慶子さんにとってかけがえのない時間となっていました。
木漏れ日の下、川のせせらぎと鳥の囀りを聞きながらいただく豊かな一服でした。

 

Profile

川勝 慶子 : @lump_life_jewelry

Lump life jewelryデザイナー
日々の生活に寄り添う、身につける人の本質的な美しさに光を添えるような装身具を作っています。
ライフワークは茶摘みと製茶、日々お茶を味わい、それを分かち合うこと。
最新の展示会情報はInstagramからご覧ください。
http://lump-web.net

 

Shoes type 

MAGNA TRAIL Ⅱ FG

野山を駆け巡るのにぴったりのアウトドアモデル

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Making Photos

中国から取り寄せた焙煎機を使って烏龍茶作りにも挑戦中!丸めた烏龍茶の茶葉を模したピアスも制作されていますよ〜!

  

photographer:Haruo Kotera
                            (@haruo.860

 

 



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