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#009

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もう一度履きたい靴に出会えた衝撃


#009
《塚越  暁×原っぱ大学 ガクチョー》
大人と子どもが自分自身であれるための場づくり


 

 

神奈川県逗子市にある、親子のための遊びの学校『原っぱ大学』。
大学、という名前がついてはいますが、入学試験はもちろん、成績や評価も、正解も不正解も、先生と生徒という関係も、ここにはありません。あるのは、ほぼ自然そのままのフィールドとフラットな関係性。年齢も性別も肩書も関係なく、自由に遊ぶことが保障された場所が、『原っぱ大学』です。

2012年に『ガクチョー』こと塚越暁(あきら)さんがスタートしたこの活動は、次第に反響を呼び、現在では千葉県佐倉市(千葉キャンパス)と大阪府彩都(大阪彩都キャンパス)にもフィールドを広げています。

そんなあるがままを愛する彼が愛用する"PRIMUS LITE KNIT"についてインタビューしました。

 

 

INTERVEW

 

20代は会社員として忙しく都内で働いていました。結婚し、子どもが生まれた後も、都内で自然とは縁遠い生活をしていました。そんな折、地元の逗子に程よいマンションが売り出されているのをたまたま知って。ちょうど長男が幼稚園に入園するタイミングだったこともあり、「自然豊かな環境で子育てしよう」と妻を説得したのですが、実際のところは「朝サーフィンをして、家でシャワーを浴びコーヒーを飲んで、都内へ出勤する」ということがしたかった(笑)。そんな不純な動機が、当時住んでいた都内の家から地元逗子へ家族とともに戻るという決断の背景でした。

都内で子育てをしていた頃は、子どもと過ごす時間が苦痛で、公園などで子どもが同じことを繰り返すのを側で眺めているのがつまらないと思っていたんです。でも、逗子に戻って来てから、それまでの「子どもと遊んであげる」というマインドが「子どもと一緒に遊ぶ」へと変化しました。

一緒に遊ぶことで、子どもとの関係性がバディ、仲間のようなものに変わっていったんです。自分が子どもの頃にやっていた遊びやフィールドを自分の子どもと一緒に楽しんでいく中で、心境の変化が起きていったんですね。それがすごく新鮮でした。

逗子に戻ってしばらくして、2011年に東日本大震災が起きました。自分の価値観を揺さぶられるような出来事が次々と起こる中、「自分はなんのために働いているんだっけ?」「自分には何ができるのか、何がしたいのか」を見つめ直す時間になりました。

 

 

当時、「イクメン」という言葉が流行していたこともあり、育児に積極的な父親らしくあることへのプレッシャーがあるように感じていました。そんな父親たちの手助けになればと思い、2012年の4月に山で秘密基地作りをしたのが、原っぱ大学の始まりです。

子どもはそのままで良くて、大人をほぐす、というコンセプトでした。
大人が柔らかくなり、親子関係が変化すれば世界は平和になる。大人のメガネを通して見るから、子どものことを「生きる力がない」とか「発達障害があるから」と思ってしまう。そのメガネを外せば、それぞれが強いエネルギーを持ったかけがえのない存在であるこに気付くし、その子の本物の姿が見えてくるようになります。
 

 

親はつい、子どもを通して「世間から見られている私」を気にしてしまうんです。どう見られるか、誰かに迷惑をかけていないか、危険じゃないかとか、想定を外れることへの恐怖がすごく大きい世の中だと思います。

でも、子どもが自由に遊べるようになってくると、大人も心を解放できるようになっていく。原っぱ大学では、自分が怪我しなくて、他の人を怪我させないのであれば何をやってもいい、と伝えています。子どもたちはその言葉を額面通りに受け取ってくれます。本当にいいんだ、という信頼関係ができると、変わってくる。

大事なのはアクティビティの内容ではなくて、そこにいる大人と子どもが、自分のその時の感情と感性と思考に忠実に、そのままでその場にいられること。そういうことが尊いらしいです、今の世の中では(笑)

 

 

 

そんな遊びの場をつくれば世の中が変わると思っていたけど、活動を何年も続けていく中で、実際はそうではないということも感じています。思っていたより世の中が変わっていないことに、課題感と危機感を持っています。

そこで、親子のための場づくりだけでなく、企業研修や「俺のヨガ」といった大人向けの企画も行っています。
「俺のヨガ」は、お父さんたちだけを集めた、男性のためのヨガ。山や海辺で男たちが集団でヨガをしている様子は、なかなか面白いですよ。

 

じつは靴を履くのが好きではないというのは、Vivoに出会うまで言語化できていませんでした。思い返してみれば、子どもの頃からいつもビーサンを履いていました。会社員時代は社会適合モードだったのできちんとした靴を履いていましたが、原っぱ大学を始めてからはもっぱらビーサン生活でしたね。靴が足に当たって痛かったり、合わなかったりするのが嫌で、さっと履けるビーサンを好んで履いていました。

山で遊ぶときももちろんビーサンなのですが、子どもたちには怪我防止のために靴を履くよう伝えている手前、きちんと靴を履きなさいとスタッフに怒られてしまい(笑)それからは足袋シューズを使っていましたが、耐久性が弱く、買い替えるのが面倒に感じていました。

そんな中、Vivobarefootと運命的な出会いをしてしまったんですね。「もう1回履きたい」と思う靴に出会えたことが衝撃でした。プライマスライトニットはサンダル以上に「自分の足で歩いている」という感覚があるし、ソールが薄くて柔らかいので踏ん張りが効くところも好きです。アッパーも程よい柔軟性があり、自分の足の形の悪さを気にしなくても良いのが気に入っています。

 

Vivoを履き始めると同時にヨガも始めたので、どちらの効果なのか分からないのですが、ここ半年は体調が極めて良好です。普段の調子の良さは、趣味のサーフィンにおいてもすごく大切です。今までは使わなくていい筋肉を酷使してパドリングしていたことに気付きました。
今年45歳で、体力的には徐々に落ちてきているのですが、体調面で言えば過去数十年で一番調子が良いです。自分の体のセンサーが高まって、新たな体の使い方を発見できるのが楽しくてしょうがないですね。

 

  

 

 

FEATURED PRODUCT

 

PRIMUS LITE KNIT  /  OBSIDIAN

 

PROFILE

 

塚越 暁
@ harappa_daigaku

原っぱ大学ガクチョー/HARAPPA株式会社 代表取締役。

1978年生まれ。雑誌編集、ECサイト運営、経営企画と11年の会社員生活を経て独立。2012年、自然の中で遊ぶことに自分の根幹を見出し「原っぱ大学」を立ち上げる。神奈川県逗子市在住。2児の父。趣味はサーフィンとDIYと養蜂。土いじり(見習いレベル) 

 

原っぱ大学https://harappa-daigaku.jp/

 



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